間違っていませんか?愛犬のための健康的な野菜の与え方
野菜を与える
メリットとデメリット
最近はは手作り食ブームによって、ドライフードに野菜をトッピングして与えておられる方や、
手作り食に野菜をたっぷり入れて作っておられる方、はたまた生で芯をまるかじりさせている方、さまざまな与え方をされている方がいらっしゃいます。
ドライフードだけを与えている場合と比べて、野菜をうまく与えてあげると大変健康的な食べ物になると言えます。
たとえば、天然のビタミン・ミネラルやフィトケミカル(フラボノイド等)、食物繊維、そして何より水分補給にもなります。
健康にいい野菜を「少量」与えることはたくさんのメリットがあります。
しかし、中には中毒を起こしたり、大量に食べると下痢や軟便等、体調不良の原因になる事もあります。
野菜は本来、犬にとって消化の良い食べ物ではないので少量与えるというのが大前提です。
食事全体の20%を超えないように注意して下さい。
生で与えた方がいい
野菜ベスト5
•大根(葉以外をすりおろしが一番)
•トマト(プチトマト含む)
•ニンジン(すりおろしがベスト)
•キュウリ(15gのスティック状にして)
•レタス(サニーレタス、リーフレタスを含む、みじん切りにして)
しっかり加熱して
与える野菜ベスト5
•ブロッコリー(芯以外を15g程度茹でて)
•じゃがいも(芽を取って茹でて)
•さつまいも(焼く、蒸す、茹でるで10g)
•かぼちゃ(皮ごと茹でて10g)
•キャベツ(軽く茹でてミジン切りに)
ちょっと注意しながら
加熱したものをごく
少量与えてあげられるもの
•ほうれん草(シュウ酸が多いので茹でてから水洗い⇒みじん切り)
•菜の花(腎臓に問題がない犬にしっかり茹でてみじん切り)
•チンゲン菜(硝酸が多いので茹でてから水洗い⇒みじん切り)
•しょうが(すり下ろして加熱⇒他の食べ物に混ぜて)
•しそ(軽く茹でてごく少量)
皮をむいて潰して
与えると良いもの
•枝豆(2〜3粒程度)
•とうもろこし(しっかり茹でて)
•れんこん(アクを取って柔らかく茹でる)
•さやいんげん(茹でて潰す)
•オクラ(茹でてからヘタを取って潰す)
注意!与えると
NGな野菜
たまねぎ、ニラ、ニンニク、ねぎは死に至る場合もあります。
その他、ナスビ、たけのこ、ごぼう、ゴーヤ等は健康阻害物質を
含んでいますので与えない方が良いです。
その他中毒を起こした前例が報告されているものとしてたらの芽、アボガドがあります。
野菜を与える時の注意点
野菜はおおむね食物繊維が豊富なため、薬と一緒に食べると薬剤成分の吸収率が悪くなります。
一番おすすめしたい与え方は手作り野菜ジュースをミキサーで作って小さじ1〜2杯を食事に混ぜて与える方法です。