クレートから出て少し目を離した隙にテーブルの上の食べ物を食べられてしまう、スリッパや家具をかじってイタズラばかりするからクレートからなかなか出せないということにならないように対処していきましょう!
なぜイタズラ・盗み食いばかりするの!?
特に子犬の時期は自分のまわりの様々なものに興味を持ち、それを口に入れて確認しながら成長していきます。
その頃から飼い主さんが取り上げようと必死になってしまうと、犬はイタズラを「飼い主さんが追いかけてくれるゲーム」と思ってしまいます。
そしてお散歩だけでは発散できなかったエネルギーを楽しいイタズラゲームに費やしてしまいます。
盗み食いも一度成功してしまうと、頭を使い一生懸命頑張って取ろうとして悪いクセになってしまいます。
イタズラへの対処方法その1
スリッパやティッシュ箱、新聞紙などイタズラしやすい物が犬の届く場所にあるとおもちゃにしてしまい、「飼い主さんが追いかけてくれるゲーム」になりやすくなります。
イタズラされて困る物や犬が誤飲すると危険なものは、犬が入れない部屋か、扉付きの棚に片付けましょう。
電気コードにはカバーや柵を、移動できない家具などにはビターアップルなど、犬が嫌がる味のスプレーをオススメします。
イタズラへの対処方法その2
犬は暇つぶしとして、持て余しているエネルギーをイタズラに使っています。
お散歩の内容を見直し、ボール遊びやおやつを中に入れて犬が一人遊びができるおもちゃ(コングやビジーバディ)を利用してエネルギーを発散させてあげましょう。
イタズラへの対処方法その3
犬がイタズラをして物を口に入れている時は追いかけない!
犬が紙やビニールなどを口に入れてしまったとき、飲み込んでしまわないかと心配になり、すぐに取り上げようと犬を追いかけてしまうお気持ちは分かりますが、追いかければ追いかけるほど、犬は「楽しいゲームが始まった♪」「飼い主さんが欲しがるほどこれは良い物なんだ!」と思うようになります。
犬がイタズラしてしまっているときは、おやつやおもちゃで気を逸らして飼い主さんの元に呼んで下さい。
そしてイタズラした物を静かに片付けて、過剰に反応しないようにしていきましょう。
愛犬に生肉を与え続けて10年の川瀬隆庸が監修
代表取締役 川瀬 隆庸
- 社団法人 日本獣医学会 正会員 会員No.2010172
- 財団法人 日本動物愛護協会 賛助会員(正会員)No.1011393
- ヒルズ小動物臨床栄養学セミナー修了
- 小動物栄養管理士認定
- D.I.N.G.Oプロスタッフ認定
- 杏林予防医学研究所毛髪分析と有害ミネラル講座修了
- 正食協会マクロビオティックセミナー全過程修了
愛犬の健康トラブル・ドッグフード・サプリメントなどアドバイスをいたします。