Warning: A non-numeric value encountered in /home/houndcom/houndcom-news.com/public_html/cms/wp-content/plugins/pz-hatenablogcard/pz-hatenablogcard.php on line 438
「どうしても宅配業者やお客様が玄関に来るとワンワンと吠えまくり、さらには私の足をかじったりして困っています。おやつをばら撒いたりしたのですが、毎回吠えたらおやつとクセになりそうで今は止めています。どうしたら落ち着かせることが出来ますか?」宮城県 J.W様
目次
いつから吠えていましたか?
「ピンポーン」のインターホンの音に反応して犬が「ワンワンワン」と吠える声…とてもよくある光景です。
昔から吠えていましたか?
いつのまにか吠えるようになったのではありませんか?
それはインターホンで吠えることを学習して習慣化してしまったからです。
なぜ吠えるか観察しましょう
犬からしてみれば決して意味もなく吠えているのではなく、吠える目的があって必要だと思うから吠えているのです。
この基本をまず理解しておかないと、吠え癖を直すしつけはうまく行きません。
ハウスでの生活を中心にしてみる
フリーにしてハウスという自分の居場所を持たない子と言うのは警戒する場所が広くなる事や落ち着ける場所を持っていないので「吠える」という行動を起こしやすいです。
ハウスでの生活を中心にしてみると、インターホンに対する反応も変わってくる子がいます。
愛犬の吠える着火点の確認とその対処法(リードをつけて行う)
インターホンが鳴って音自体に警戒している場合
インターホンをただの音にする
アイフォンのボイスメモなどでインターホンの音を録音して、何度も何度も聞かせてみましょう。
音が鳴っても何も起こらないと理解すると、吠える習慣がなくなっていきます。
飼い主さんが動いて飼い主さんに敏感になっている場合
インターホンの音を指示の音にする。
「インターホンの音=飼い主さんが動く合図」と学習しています。普段から飼い主さんに依存していなくなるのが不安な分離不安症の場合もあります。吠えると怒られる場合でも構ってくれていると勘違いをして喜んでしまいます。
無視するのが一番ですが、犬の二つの行動を一緒に出来ない特性を利用して吠える行動を「ハウスやマテ」に転換させるのが効果的です。
インターホンがなるとハウスORマテを指示して出来れば褒めてあげましょう。
※この方法は何度も何度も繰り返し練習とある程度の指示が聞けるわんちゃんのトレーニングなのでトレーニング熱心の方におススメです。
お客さんが来て来客者で警戒・恐怖・喜び・興奮している場合
社会性を身に着けさせる
「インターホンの音=知らない人が来る合図」と学習しています。
犬の社会化期といって生後2~4ヵ月頃にあるものですが、その頃に人や犬や外の環境や音などに慣れさせてあげていないと人でいう「人見知り」みたいな事が起こることが多い原因です。
友人などに頼んで、家に知らない人が来ても何も起こらないことを学習させてあげましょう。わざわざ触ったりしなくても無視をして何も害がないと分かればいいのです。
インターホン→おやつで褒める場合
おやつを注目させる手段に使い、その後は別の褒め方を考える
インターホンが鳴って吠える前におやつを出します。
吠えた後では吠えたことを褒めることになるので逆効果となります。
インターホンの音=おやつがもらえるという、飼い主さんからの良いことがあるということが分かると、音の後に飼い主さんに注目するようになるので、その後の指示(ハウスやマテ)を出すことに移行しやすくなります。
おやつだけがご褒美ではなく、愛犬が喜ぶ方も勉強するのも大事だと思います。
愛犬に生肉を与え続けて10年の川瀬隆庸が監修
代表取締役 川瀬 隆庸
- 社団法人 日本獣医学会 正会員 会員No.2010172
- 財団法人 日本動物愛護協会 賛助会員(正会員)No.1011393
- ヒルズ小動物臨床栄養学セミナー修了
- 小動物栄養管理士認定
- D.I.N.G.Oプロスタッフ認定
- 杏林予防医学研究所毛髪分析と有害ミネラル講座修了
- 正食協会マクロビオティックセミナー全過程修了
愛犬の健康トラブル・ドッグフード・サプリメントなどアドバイスをいたします。