2019年もスタートしてまもない1月8日から18日まで、フィレンツェ、ミラノ、ローマと、犬がどのようにイタリア人の生活にとけこんでいるか?
食事は何が主流か?生食の普及率は?お散歩スタイルは?トリミングスタイルは?
等々をテーマとして視察してまいりました。
イタリアの街はどこでも愛犬と一緒
イタリア国内の移動はイタロ(高速鉄道)を使って、車窓からの風景を楽しみました。
携帯電話の万歩計をセットして、毎日街中を歩いていましたが、たくさん歩いた日は20000歩超え、少ない日でも10000歩以上歩きまわりました。
早朝から夕陽が沈むまで散策して回りました。
イタリアでは地下鉄の中やスーパー、はたまたカフェなど、いたるところで愛犬と同伴が普通でごく自然に共存していて、さすがペット先進国という感じです。
イタリアで見かけた犬種
早朝(5時~6時)はどこの公園も朝の散歩で飼い主さん達が大勢集まってにぎやかに談笑しておられました。
イタリアで多く見かけた犬種は、ジャックラッセルテリア、チワワ、ゴールデンレトリーバー、ラブラドールレトリーバー、ミニチュアダックスフンド、トイプードル、ヨークシャテリアというところです。
意外にブルドッグも多く、3~4頭見かけました。
その他多くの犬種を見かけましたのでご紹介しておきます。
オーストラリアンシェパード、ドーベルマン、ケアンテリア、フレンチブルドッグ、マルチーズ、ビーグル、コッカー、キャバリア等々、たくさんの犬種を見かけました。
イタリアペット事情
イタリアのペット飼育は、犬が約40%、猫35%ということで50%以上の所帯でペットが飼育されているとのことでした。本当に昼夜を問わず多くの散歩中の愛犬達に遭遇しました。
ちなみに世界で犬の飼育率1位の国はロシア58%ということです。
そして、イタリアは人口も日本と近いですが、室内飼育が多い点も日本と共通していました。
以前、イギリスを視察した際はペットショップにペットシーツは全く売られていなかったのですが、イタリアでは普通に販売棚に並んでいました。
イタリアを歩いて一番残念に思ったのは、街中の道路にうん○が多く置き去りにされていて、しっかり前を見て歩かないと踏みつけてしまいそうになりました。
お散歩マナーは日本のほうが素晴らしいと感じました。
食事はやはりドライフードが主流のようでペットショップで質問したところ80~90%の飼い主さんはドライフードを使っているのではとの答えでした。(日本と同様かな?という感じです)
イタリアのペットショップ・トリミングショップ
トリミングショップを見学してまず感じたのは、すごく効率を重視しているなということです。
トリミング室は売り場面積よりも広いスペースを確保して動きやすく設計されていて、壁一面に備え付けのトリミングテーブル兼、待機スペース(飼い主さんがお迎えに来られるまでのゲージ代わり)に使われています。
掃除機やドライヤーは全て馬力が強く大きいものが使用されていました。
そして、床や壁が掃除しやすく設計されていました。
でも、飼い主目線ではあのスペースに愛犬が長時間置かれるのはイヤですよね。
オマケの余談
現地で契約していた※ロコさんの話なので本当かどうかはわかりませんが、
イタリア(ミラノ)の生涯離婚率は80%らしいです。
若者の失業率は50%近いらしく仕事につかない若者がたくさんいます。
個人所得税が23%~43%でその他に地方税や市税も徴収されるらしいです。
さらに日本でいう消費税(付加価値税)も標準税率22%らしいです。
すごいですね!その代り社会保障は充実しているようで医療費0であったり、教育費もほとんどかからないようです。
※ロコとは現地イタリアで生活している人(ガイドさん)
株式会社帝塚山ハウンドカム 代表取締役 川瀬 隆庸
愛犬に生肉を与え続けて10年の川瀬隆庸が監修
代表取締役 川瀬 隆庸
- 社団法人 日本獣医学会 正会員 会員No.2010172
- 財団法人 日本動物愛護協会 賛助会員(正会員)No.1011393
- ヒルズ小動物臨床栄養学セミナー修了
- 小動物栄養管理士認定
- D.I.N.G.Oプロスタッフ認定
- 杏林予防医学研究所毛髪分析と有害ミネラル講座修了
- 正食協会マクロビオティックセミナー全過程修了
愛犬の健康トラブル・ドッグフード・サプリメントなどアドバイスをいたします。