こんにちは帝塚山ハウンドカムです。
愛犬愛猫にヤギミルクを与えてみたいと思っても、どんなものを、具体的にどのようにあげたらよいかその目安をご紹介させていただきます。
ヤギミルクをあげると期待できること
・美味しいから愛犬愛猫が喜ぶ、おやつ・嗜好品として
・食いつきが悪いものにかけると一緒に食べてくれる
・水分が摂れる(水に溶かして)
・栄養が摂れる(中鎖脂肪酸、タウリンは牛乳の20倍、カルシウム、タンパク質、エネルギー)
ヤギミルクの選び方
年齢・肥満の有無によって選ぶ
◆子犬・子猫
育ちざかりの子犬・子猫の場合、高タンパク・高カロリーのヤギミルクがぴったりです。
子猫用のミルクをお探しの方はこちらがおすすめ→「ミルクキトン」※ヤギミルクではありませんが猫の母乳に近いよう調節されており、離乳前の子猫に、これのみでも大丈夫なミルクです。
◆成犬・成猫
体の成長が落ち着いてきたら体型に注意して選んであげましょう。
標準的な場合は量をあげすぎないよう気を付けてあげれば全脂タイプでも低脂肪タイプでもどちらでも大丈夫です。
◆シニアやぽっちゃりぎみの場合
ぽっちゃりぎみ・太りすぎの場合は低脂肪タイプを選びましょう、とよく言われていますが、しかしヤギミルクの脂肪の効果は意外なデータもあります。
ヤギミルクの脂肪は体内で蓄積されにくい(太りにくい)中鎖脂肪酸が豊富です。
速やかにエネルギーになるため、ヤギミルクで満足感が得られ、食べすぎを防げるのでおススメです。
低脂肪タイプにはほとんど含まれていませんので、あえて全脂タイプをあげるのもひとつです。
このページの少し下に「ヤギミルクをあげると太る?痩せる?」の項目がありますので、そちらでもう少し詳しく解説させていただきます。
シニアも低脂肪タイプが良いとよく言われていますが、低脂肪タイプと全脂タイプどちらもおすすめです。
カロリーが気になる場合は低脂肪タイプがおすすめですが、ヤギミルクの中鎖脂肪酸の特長がシニアにはあっており、速やかにエネルギーになる全脂ヤギミルクは、シニアのエネルギー補給にぴったりです。
粉か液状で選ぶ
◆粉状ヤギミルク
保存がしやすく、ほんの少量から使うことが出来ます。
溶かして与える場合は手間が少々かかりますが量の調節がとても便利です。
◆液体ヤギミルク
溶かす必要がありませんが開封(又は解凍)してしまうと保存がききません。
水をしっかり飲んでほしいときは水を足すことで、簡単にたっぷりのませることも出来ます。
飲み切らなかったものは思い切って処分しましょう。
ヤギミルクをあげると太る?痩せる?
体重が気になる場合は皆さん「低脂肪」に手を伸ばすのが自然だと思います。
牛乳で、犬猫ではなく人の場合のデータですが、牛乳の摂取量が多い人ほど体脂肪質が低かった、というグラフがあります。
(中学生・高校生の男女6,000人、4年間のデータ)
※データの載っている記事はこちら→「【獣医師が解説】ペットの栄養編: テーマ「注目したいヤギミルク」の記事うちのヤギミルクのダイエット効果
■体脂肪率が低くなった理由は?■
体脂肪率の低くなった理由としては、牛乳には脂肪を燃焼する成分「中鎖脂肪酸」が含まれているとの事です。
同じ記事で日清オイリオの調査で20~58歳の男女に中鎖脂肪酸を12週間給与したデータもあります。
こちらもウエスト周りが減るというなんとも衝撃的なデータです。
上記は牛乳の例でしたが、ヤギミルクは牛乳よりも多くの中鎖脂肪酸が含まれています。
シニアだから、ぽっちゃりぎみだから低脂肪を選ぶ、というのはごく自然な流れなのですが、脂肪抜きではないヤギミルクをあえて試してみるのも良いかもしれません。
※1日のカロリーを管理したうえで試してあげましょう。
ヤギミルクの与え方
はじめて与える場合は愛犬愛猫の様子を見ながら少しずつ与えましょう。
また栄養豊富なため、多めに与える場合はフードの量を減らしてください。
与える量の目安は粉末タイプで2kgの子で1日3g程度(商品によって異なる場合もあるのでそれぞれの給与量を確認してください)。
あげすぎてはだめ(体に悪い)、というものではありませんが主食を食べなくなると栄養バランスが崩れてしまいますので目的の範囲内に留めましょう。(おやつ目的ならおやつの範囲)
ぬるま湯で溶かして
商品によって異なるため、購入商品の説明欄を見るのが一番ですが、一般的な粉タイプのものですと40℃以下のぬるま湯で10倍程度に薄めて与えます。
水分を摂らせたいということが目的であれば、飲んでくれる薄さまで薄めても良いです。
ただ一度作ってしまうと早めに飲み切ってもらう必要があります。
そのまま・水で割る(液体タイプ)
液体タイプの便利なところはそのまま飲ませてあげられることです。
水分を摂らせることが目的の場合、水で割って与えても良いです。
薄める割合は愛犬愛猫の食いつきを見ながら調節しましょう。
フードにかける
粉をそのままフードにかける方法です。
食いつきがあまりよくないフードや、栄養をプラスしたい場合におすすめです。
溶かしたうえでフードと混ぜ、フードを柔らかくかつ水分たっぷりにふやかして与えたりするのも良いです。
手作り食に混ぜる
いつもの手作り食に混ぜてミルク風にアレンジとして使ったり、ペット用甘酒に混ぜて栄養と食いつきをアップさせたりなども可能です。
◆レシピ例(犬用)
ヤギミルク風味のリゾット
四川風リゾット
手作りアイスを作る
ヤギミルクを水で溶かして凍らせると簡単アイスになります。
冷凍保存も出来るようになるため、あらかじめ作っておいて与えたいときに普通のミルクとして溶かしてあげることも出来ます。
夏場にはアイスとしてそのままあげても○。
様々なヤギミルクオススメアイテム
◆ヤギミルク
無添加ヤギミルク※犬猫共用
肥満犬老犬用 無添加ヤギミルク 60g※犬猫共用
幼犬・幼猫の育児用ミルク ミルクエイド
国産生ヤギミルクプレミアム ※犬猫共用
国産ヤギミルクプレミアム濃厚 ※犬猫共用
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