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愛犬のしつけ初級編 vol.2 愛犬の名前を大切に
愛犬の名前を大切に
みなさん自分の愛犬の名前は愛犬自身で理解してくれてると思いますか?
今回は愛犬が自分の名前をもっともっと好きになってもらうというのがテーマです。
愛犬の名前
個人的には一番最初に飼い主さんが愛犬にプレゼントしてあげるのはお名前だと思ってます。
飼い主さんが一生懸命考えて可愛い名前やかっこいい名前つけてあげてくれていると思います。
せっかくなのでそのお名前を好きになってもらってなお且つ、それをキッカケに、ちょっと苦手なこと、ちょっと嫌いなこと、そういうのを好きになってもらい、ちょっとずつ慣れていってもらうためのきっかけとしてお名前。初歩の初歩お名前のことを勉強していってもらおうと思います。
まず、わかってますか?自分の愛犬は自分の名前わかっているって思う人いてると思います。
うちの子ちょっと自信ない。
たまに無視される。という人結構いてますよね?
愛犬って意外とよくわかってます。
ちょっと飼い主さんの口調、今日おかしいな。
ちょっとあんまり見ないでおこう。
ちょっとチラチラって見てみたりとか、
今日はめっちゃ名前呼んでくるから
もう飽きてきたわどうでも良いわ ほっといたろ!!
飼い主さんほっといたろ。ってワンちゃんもいてます。
名前わかってくれているが故にこういう行動が
出てきたりもするんですが、改めて自分の名前を好きになってもらいたい!と思います。
愛犬に名前を好きになってもらう
名前を好きになってもらえたら色んなことに役立つと思います。
一度あったのが、ワンちゃんのリード、飼い主さん離してしまいました。
飼い主さん大パニックです。その時「おいで」とか声がでないです。
愛犬の名前しか叫べなかったんです。
でも、その子はめっちゃ自分の名前が大好きだったので
ピタッと立ち止まって「なんやねん呼んだんか?」
とわざわざ帰ってきてくれました。
何事も大事にならずに万事OKってなったことがありました。
名前が好きで好きでたまらない子いつでも呼ばれたいって待つようになりますよね。
いつも飼い主さん僕のこと私のこといつ呼んでくれるんやろ?
チラチラ、飼い主さん今は暇そうやけど僕のこと呼んでくれへんのかな?
チラチラ、飼い主さんに対して集中力がでてるようなワンちゃんはしつけトレーニングすごくやりやすくなります。
ご褒美を使って練習
先ずは名前を呼んだら楽しい、名前を呼んでもらったらちょっと嬉しいんですけど
って思ってもらえるようにそういうちょっとした練習をしていければ、しつけがしやすくなります。
名前を好きになってもらう練習のきっかけとして、先ずはご褒美の話をしたいと思います。
ご褒美っていったら皆さん何を思い浮かべますか?
一番オーソドックス、おやつ、カリカリのドッグフードなんかもよく使ったりします。
おもちゃが好きな子はおもちゃでもいいと思います。
ワンちゃんが飼い主さんにもらって嬉しい楽しい、なんかラッキーって思えるものがご褒美です。
堅苦しく言うと成功報酬、正しいことをした。お名前を読んでもらいました、それで、はい、飼い主さんにご返事しました。それに対して成功報酬。
ご褒美がでるっていうのを使って自分の名前を好きになってもらうっていう練習をしていって下さい。
練習はなにげに呼んでこっちを見るか?
振り向かないと次に楽しげに呼んでください。
目があったらすぐに褒めてあげて下さい。?
先ず皆さんに最初やって頂きたいのは、名前を呼んだらすぐにご褒美を出す。
できれば頑張って褒め声を出してほしんですが、先ずは最初、名前を呼んだら
すぐに、その時どこを向いても本当はいいんですが。お名前呼んで反応したら、すぐさまお口の中にご褒美をいれてあげます。
初めてでどうやったら良いかなぁって方は、お名前呼びました、ワンちゃんの口の中におやつを突っ込む。
っていうのを先ずはやってみます。
「あっラッキー。なんか口の中に美味しいのが入ってきましたぜ」って喜んでもらえたらラッキーです。
最初は人の方を見なくてもいいし、名前に対してポカンとしていても良いです。
先ずはお名前呼んで、お口の中にぽいっとご褒美をいれてあげる。
それを何回か繰り返してあげます。
人の方向に鼻を向かせる
飼い主さんが上手におすわりなどを教えていると、ご褒美っていうのは上手なことをしたらもらえるものだとわかってたりします。
名前を呼んで、お口、名前を呼んでお口っていうのをやってもらえると、自分から名前を呼ばれたら口に入れてくれるんやろ、その時に初めて人の方向に鼻が向いている状態になります。
繰り返すと名前呼んだら鼻が人の方向を向いている状態っていうのを作ってもらえると思います。
名前を呼んで、一瞬ちょっとどうしようかな。呼ばれてんなって考えてたりもするのですが、名前呼んだら鼻が飼い主さんの方向へ向いたらご褒美をあげる。
名前を呼ばれたらいいことがある。まずはそれを教えて上げてください。
ただし、食べすぎには注意して下さい。いつものカリカリフードの10粒を使ってちょっと練習。(小粒の物がいいですね)
名前を呼ぶときの注意点
名前を呼ぶときの注意点を少しお伝えしておきます。
名前を呼ぶ前からおやつを愛犬に見せないで練習して下さい。
最初から見せるとおやつがないと振り向かない子になりかねません。
それと大事なのはワンちゃんは名前で叱らない。
せっかく名前好きになってもらうために教えてるのに、怒ってしまうとせっかく好き、楽しいと思った名前を嫌いになってしまうかもしれません。
ただ、飼い主さんってやっぱり叱ったり注意したりなんか危ないことをしようとしてるって思うと、ついやっぱり名前を読んじゃうんです。
どうしても愛着があるものになってるので、ついついお口から出ちゃいます。
ですので飼い主さんには頑張ってもらいましょう。
ついつい叱ったりするときにお名前呼んじゃいますって言う人は、それを上回るぐらい普段からドンドンドンドン
お名前呼ばれたら嬉しい、お名前呼ばれたら楽しい、っていうのを上書きし続けていってあげてください。
できればいつまでも、10年、15年大好きでいてもらうために、今のうちにコツコツ毎日、朝一分でもいいです。
あっちょっと暇やな。なんもやることないな。じゃあうちの〇〇ちゃんとコミニュケーションがてらお名前呼びごっこでもしてみようかな。
そういう気楽な感じでいいかなって思います。
名前を呼ばれて楽しい気分になってもらう。愛犬が喜んでくれたら飼い主さんも嬉しいと思います。
それを最初は遊び感覚でいいと思います。
それを一度生活の中に盛り込んで貰えたらと思います。
その延長線上にトレーニングしつけでちょっと嫌なことを好きなこと、ちょっと平気なことにしていくための、きっかけとして使っていっていただけたらなと思います。
今日のテーマは愛犬の名前を大切に、愛犬の名前を楽しく好きになってもらいましょうっていうテーマでお話させていただきました。
それでは次回もよろしくお願いします。
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ベテラン ドッグトレーナー 石原先生が監修