愛犬とアイコンタクトを取ろう
今回のテーマは愛犬とアイコンタクトを取ろうです。
アイコンタクト皆さんご存知だと思います。
単純に目と目をワンちゃんと飼い主さん合わせましょうというトレーニングです。
アイコンタクトの意味
アイコンタクト、なにかこれについて意味があるのか?よく聞かれるんですけども
ワンちゃんとコミュニケーションを取りたい、いろんな事を教えたい。いろんな事を伝えたい。
というときに伝えやすいという時に伝えやすい状況を作るための状況を作るための
第1段階として目と目があう練習、アイコンタクトの練習をやってもらえたらと思います。
結構自分なりにできているワンちゃんも多いです。
飼い主さんの顔をみたり飼い主さんをチラチラって見ながらお散歩いったり
ナデナデしてもらうのが大好きって子はすごく多いです。
その逆にすごい苦手、飼い主さんと目があうとモヤッとした嫌な気持ちになるんですっていうワンちゃんもいてます。
好きかもしれない、ちょっと苦手かもしれない。
今日は一先ずお名前呼んで、ちょっとこっち見てくだいって言ったときにしっかり目線が合うように
練習していけたら良いと思います。
ちなみに苦手なワンちゃんは、なんとなく合わないです。
見ているようでいて、目線はめっちゃ泳いでるとか、
なんとなく飼い主さんをボヤッとこっちを見てるっていう状態。
ナチュラルにやってしまうワンちゃんがいてますが
最初のうちはそれで良いです。
ワンちゃんの鼻先が飼い主さんの方向を向いていたらそれで今日はOKです。
それをしっかり褒めて上手にできたってことを伝えて行けたらと思います。
アイコンタクトのとり方
1.鼻先にご褒美
このご褒美はおもちゃでも、おやつでも、食べ物でもいいです。
ご褒美を鼻先に近づけます。近づけて、その近づけた目線をゆっくり自分の顎の下に持ってきます。
その延長線上にワンちゃんがこっちを見ました。
見たぞと思ったらしっかり褒めてから、褒めてくださいね。
飼い主さんが焦ると無言でやってしまうので。
しっかり褒めてからご褒美を上げてください。
たったそれだけなんですが。
意外と改めてやるとワーってなってしまいます。
手の位置ですが、見せました誘導しました。せっかく誘導しているのにすごい見てほしい気持ちが溢れるんでしょう。こっちこっちと言いながらめっちゃ手が人から離れる人が多いです。
結果、それは何を見てるかっていうと手しか見てないんで、
しっかり手は体にくっつけるように
できれば理想は顎の下、
基本的には立っている人からは下にいてるので、
しっかり見上げた延長線上顎から視線を顔に行くように誘導して上げてください。
ちなみにですが、アイコンタクト見下されることにストレスを感じる子もいてます。
そういう子はしゃがんでもらってもいいですし、
椅子に座った状態でワンちゃんとちょっと視線、
高さが合うような状態を作って教えてもらっても大丈夫です。
そこはワンちゃんの性格もあるんで、
自分のワンちゃんどれのほうがやりやすいかチェックしながらやってみて上げてください。
2.ご褒美を上げるときは
愛犬の顔がしっかり上がっている状態を確認してその状態ご褒美を上げてください。
これもこだわってしまうと難しいですが「うちの子こっちみてる」と思って
なし崩しにご褒美を上げてしまったりするんですが、
せっかく頑張って顔を見てくれているのに最後の最後でご褒美上げるときにワンちゃんの目線が地面だったり飼い主さんの足元だったりしたら
「あれっ?目見て地面見たら褒められるのか?アイコンタクトって上見て下見ることがアイコンタクトか」と
ワンちゃんが勘違いして覚えてしまうことがあるので、しっかり見上げている状態でご褒美を上げてください。
ちょっと最初はなれるまでは難しいかもしれないです。
しっかり頭、目線の先、ワンちゃんの鼻先がどこを見てるのか、
しっかり確認してご褒美をスッとあげれるようにしてあげてください。
ちなみにテンションの高い子、その場でピョコピョコしているかもしれませんが
初期の段階は多少ピョコピョコしていても良いです。ピョコピョコしていても
しっかり顔が上がっている状態でご褒美をあげてください。
もうちょっと慣れてきたら目が合っている状態でもピョコピョコしていたら貰えません。
ピョコピョコ落ち着きました。四足が地面についている状態でご褒美をあげるっていうのをやっていると
落ち着いて顔だけボーンとあげられるワンちゃんになります。
そこは段階踏んで教えて行ってください。
3.目線があう
目線があってます。うちの子めっちゃこっち見てます。
めっちゃ褒めてご褒美あげました。ホッとしました。
うちの子できました。飼い主さんもホッとしました。
ワンちゃんも褒められてホッとした。・・・と何事もなかったように終わらないように
してください。
しっかり見ました。褒めましたご褒美あげました。はいOKです。
その時はなんの言葉でもいいです。
オッケーでも良いよでも良いです。
一旦目線をどこにやってもらっても良いですよと状況をコロッと変えてあげてください。
しっかり見た分褒めた分、はいOKです。一回リセット。
もう一回やりたいのでこの場面は解除しましょうっていう風にちょっと状況を
作って上げてください。
メリハリですね。正しいことをしたら褒めてご褒美。はいもう一回やりましょう。
何回アイコンタクトしようって
いってもやってくれるようにしっかり褒めたら一回終わり。
アイコンタクト一回終了します。っていうのも飼い主さんが伝えて上げてください。
以上簡単ですが3つ上げてみました
アイコンタクトのお役立ち
アイコンタクトしっかりできるようになると色んなことに役立ます。
さっきも言いましたがドッグランとかで放してます。
めっちゃ遠くにうちの子いっちゃった。危ない呼び戻したい。
しっかり教えてないと意外と犬ってこないですが、アイコンタクトやとうちの子
しっかりできます。
こっち向いてくれました。こっち向いてくれてるということはそこにいてくれているということですので、
それに対してお迎えにいってしっかり捕獲。ひとまず一回ドッグラン終わりです。
そういうふうに役に立つこといっぱいあります。
逆にちょっとシャイな子、自信のない子そういう子はお母さんだけ見ててくれたらいいよ。
もっと自信もっていいよ。しっかり顔見て目を合わすことによって自信持っていいよってことを伝えってあげることができるのでワンちゃんの性格にもよるかもしれません。
最初はちょっとやりにくいこともあるかもしれません。
まずはアイコンタクトしっかり一から教えて上げてください。
楽しいよ嬉しいよってコミュニケーションとるつもり、ちょっと楽しい遊びをするつもりで構わないかと思います。
最初はそういうキッカケでワンちゃんのお名前呼んだら褒めて挙げれる。
わんちゃんも褒めてもらえて嬉しい。
そういった状況を教えていってあげたらなと思います。
うちの子めっちゃできるねんって言う人はちょっとずつレベルアップいろんな状況でもいろんな場所でもバッチリできようになってくれたらと思います。
では今回のテーマ愛犬とアイコンタクトを取ろう終了です
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ベテラン ドッグトレーナー 石原先生が監修