愛犬にふせを教えよう
今日のテーマはふせ。
前回はおすわりをでした。ではその次、今日のテーマはふせ。
ふせは昔、服従のポーズと言われることもありましたが、
堅苦しく考えず愛犬がリラックスしてくれるようにふせの形を教えて上げてください。
ふせの教え方
一番シンプルなのはおすわりの状態から前足を前にスライドしていけば、ふせのポーズになります。
ご褒美を鼻先に見せ、斜め下に持っていけばつられてふせの形になる。
もしくはご褒美を前足と前足の間に入れてあげるとふせの形になる。
おなかが地面についたタイミングで褒め、ふせの体勢を教えましょう。
たまに、犬の肩甲骨あたりに指を当て、
軽く力をいれてあげると布施の形をとるワンちゃんもおります。
その際、やってほしくないのは犬の背中を押して無理やりふせの体勢を取らせるのはやめましょう。
背中全体を押しても、犬は体を持ち上げようと力が働くので、上手に体は沈まないです。
愛犬の体に負担が掛かるだけなので、ぎゅうぎゅうと背中を押すのはやめてください。
一番シンプルなのはお座りの形からご褒美でふせの形に誘導してげるのが教えやすいです。
立った状態からの場合は、鼻先を足と足の間に入れ込むと、体が沈んでふせの体勢になってくれます。
おすわりからも立った状態からも伏せをするのが難しい場合は、足や椅子の下をくぐらせて、
ふせの姿勢になったら褒めるというやり方もあります。
家の中でできるようになったら、いつも行く公園などいろんな場所で伏せの練習をしてください。
あわせて読みたい愛犬のしつけ、トレーニングに関する情報
ベテラン ドッグトレーナー 石原先生が監修