「生肉を加えて老化防止」
老化防止に一番いい方法は、適度な運動を欠かさないことです。
運動は筋肉と骨の老化を予防し、筋肉の柔軟性を保ちます。
そして、食事で老化防止に大切なことは必須アミノ酸の”ロイシン”を多く摂ることです。
体は筋肉だけでなく、血管や皮膚に至るまで全てタンパク質でできています。
タンパク質を構成するアミノ酸は20種類あるのですが、
筋肉の衰えをサポートしてくれる必須アミノ酸のロイシンは、
年齢とともに減少していきます。
必須アミノ酸は食事から摂るしかありません。
ロイシンは肉類が多く含まれるので、毎回少量ずつ生肉を食べることが、
老化予防には効果的です。
加齢とともに、食事の消化吸収力は落ちていきます。
老犬や老猫は後ろ足がプルプル震えて、とてもつらそうに感じます。
老犬、老猫になるとシニア用フードに切り替えますが、
シニア用フードにするとアミノ酸不足に陥りやすくなりますので、
シニア用フードにした場合、特に肉類を加えるようにしましょう。
そして、食べるタイミングですが、お客様に時々質問いただくのは、
散歩の後の食事がいいか、食事の後に散歩をさせるのが良いかです。
答えはもちろん、散歩の後の食事です。
運動をすると腸の活性が上がり、吸収が良くなり消化不良も防げます。