腎臓特集メニュー
手作りごはん
腎臓に配慮されたトッピング向けの手作りごはんや、水分補給などにもお勧めの商品をご紹介!
おやつ
腎臓への配慮が必要な子でも、少しであれば安心して与えてあげることが出来る低リンのおやつ!
ドッグフード
腎臓に配慮された低リン・低カリウム・低ナトリウムの療法食を始め、水分たっぷりのレトルトおかゆなどをご紹介!
01ドライフード
02ウェットフード
腎臓療法食をはじめ、腎臓の負担となるリンの含有量が低いものをラインナップ。
03レトルト
水分たっぷりで柔らかく煮込んだ低リンのレトルト!療法食の食いつきサポートにもおすすめ!
腎臓とは?
01腎臓の働き
腎臓は、タンパク質を分解した際に発生した老廃物を含んだ血液をろ過し、毒素を取り除いて不要な老廃物を尿として排出。体に必要な水分やブドウ糖などは再吸収した後、老廃物(毒素)を取り除いた血液を心臓に戻す働きをしています。
腎臓は、赤血球を作るサポートもしているため、貧血などの問題も出てきます。
この老廃物をろ過するネフロンと呼ばれるろ過機能(ザルのような働き)が、機能しなくなってくると、血液のろ過が出来なくなり、有害な毒素が体に溜り、生命維持が困難になってきます。
02腎臓病の仕組み
食事で摂った蛋白質が分解されると老廃物が血液中に生成され、腎臓を通って尿中に排泄されます。
腎臓が十分に機能しないと、老廃物の排泄が不十分になり、血液中に老廃物が残ってしまいます。
腎臓が約70-75%の細胞を失ったとき、腎不全が始まったとみなされます。
それまでは腎臓が正常に働き、症状があまり出ないので、多くの場合かなり長い間検出できません。
つまり、慢性腎不全はゆっくりと進行する進行性疾患です。
03腎臓病の症状
・食欲が落ちてきた
・元気がない
・頻繁におしっこをする
・水をよく飲む※
・嘔吐していることが多い
・毛づやが悪くなってきた
※犬は一日どれだけ水を飲む?
フードにもよりますが、 一日の平均飲水量は1kgの体重あたり 20〜90ml程度です。
生肉
腎臓の負担となるリンの含有量が低い生肉を紹介!たんぱく質=NGと思われがちですが、良質なたんぱく質の補給は重要です。アミノ酸スコアが高く、低リンの生肉を摂ることで腎臓への配慮と筋力への配慮、また嗜好性への配慮へとつながります。
たんぱく質は悪??獣医師が解説より抜粋
01お肉とP(リン)
P(リン)というミネラルがあります。Pは体の骨のおよそ80%を占めており、また筋肉や臓器の細胞膜の構成成分でもあります。これより、腎臓の負荷を軽減する目的でPの含有量を抑えたフードを作ろうとすれば、結果的に肉類=タンパク質を制限することになります。
しかし、タンパク質は体をつくっている元であるため、あまり減らすわけにもいきません。ここで問題です。慢性腎臓病のペットにとって悪者はタンパク質でしょうか、それともPなのでしょうか?
02タンパク質 vs P(リン)
海外の研究報告で次のような実験をしたものがあります(Fincoら1992年)。
●供試犬 腎臓機能が低下したイヌ48頭
●タンパク質とPの量を調整した4種類のフードを2年間給与
フードA:タンパク質(32%)、P(0.4%)
フードB:タンパク質(32%)、P(1.4%)
フードC:タンパク質(16%)、P(0.4%)
フードD:タンパク質(16%)、P(1.4%)
●結果 イヌの生存率はフードAおよびCにおいて有意に高かった
また同様に低Pフードを与えることにより、慢性腎臓病のイヌ(Jacob 2002年)やネコ(Elliott 2000年)の生存期間が延長したという報告もあります。
このように慢性腎臓病のペットにおいて制限すべきフード成分は、肉類(タンパク質)というよりはP(リン)ということになります。
03腎臓向け獣医師が解説シリーズ
腎臓病の食事
01高タンパク食は腎臓に有害ですか?
いいえ。腎臓病の犬猫は健康な犬猫と同じ、低タンパク食品から栄養を得ることができません。
腎臓病の犬猫にとって重要なのはタンパク質の品質
腎臓病の犬猫にとって重要なのはタンパク質の量ではなく、タンパク質の品質であることがわかってきています。
高品質タンパク質は消化率が高く、したがって副産物の窒素量も少なくなります。
ペットの腎臓に重大な問題があり、タンパク質摂取量の調整を獣医に指示される場合を除いて、高タンパク食は犬猫にとって健康的でナチュラルなものといえます。
高品質なたんぱく源と言えば、「肉」が代表的でしょうが、どうしてもお肉にはリンが多く入っています。お肉の中でも脂肪部分にはリンの含有量が少ない上、脂肪は犬猫にとって大事なエネルギー源なので、積極的に摂り入れた方がいいでしょう。
02タンパク質はアミノ酸の集合体
腎臓病の食事で一般的に病院などで言われる適した食事は「低タンパクで低カロリーの食事」です。高タンパク食は腎臓の血流(糸球体ろ過)を増やし、食事に含まれるタンパク質量を減らせば腎臓の働きも減り、それが腎臓を傷めないことになる、と考えられているからです。
しかし、低タンパクの食事を与えることによって腎臓病発病を防ぐことは出来ず、また高タンパク食が腎臓を過労させることはないと昨今の研究で分かって来ました。腎臓病疾患者にとっては、高品質の消化の高いタンパク質の摂取が望ましいです。
そこで高品質のタンパクの食材で、腎臓に負担をかけない低リンの食材を選ぶのがお勧めです。
肉類は脂肪分が高い方がリンの含有量が少ない ので「バラ肉」や「ミンチ」を使う方が腎臓食には向いています。
腎臓を患ってくると食欲も減退する子も多いです。いろいろな素材で食事を少しでも楽しんでもらえたら嬉しく思います。
サプリメント
腎臓に優しい成分のなた豆等を使用したサプリメントをご紹介!!
|
|