やっぱり愛犬は1番可愛いです。
中でも1番の自慢は年を取っても若々しくて元気なところです。
14歳、15歳になってもおもちゃを振り回したり、
走り回ったりするほど元気でした。
そんなマロンが14歳のころ、目の手術をしました。
最初いつもと左目が違うなぁとは思っていましたが
年のせいだとおもっていました。
何日かたって黒目が赤くなってきたので、病院に行くと
自分で書いてしまったのか、何かに当たってしまったのかが原因で
傷があるといわれました。
その日から毎日目薬を差していましたが、
やっぱりマロンも目が気になるようで掻いてしまい
出血しました。
夜遅い時間だったので救急病院へ行き、
手当をしてもらいました。
次の日、いつも通っている病院に行くと、2つ提案されました。
1つ目は、回復する可能性もあるかもしれないので、こまま様子を見る。
2つ目は眼球を摘出する。
家族で相談した結果、様子を見るにしても回復するまでの期間
マロンは辛いだろうと思い、眼球摘出することに決めました。
老犬なので全身麻酔の心配もありましたが、
無事手術がおわりました。
最初異変に気付いた時に病院に行っていればよかったと
後悔が大きいですが、前のように遊べるくらい元気になったので安心しました。
それから時が過ぎるにつれ、おばあちゃんになったなぁと感じることもあり、
1日半分以上は寝ていることが多くなりました。
16歳の頃、急に自分のしっぽを追いかけるように
くるくる回りだして目が左右に揺れていました。
神経に炎症があると言われました。
薬をもらい症状が出ることが少なくなりました。
17歳の誕生日を迎えれるか不安でしたが、
無事に迎えられ、マロンの大好物のリンゴを食べさせてあげることができました。
このころからご飯を食べたり、食べなかったりで
今年2017年になると食べないことのほうが多くなりました。
体調もあまりよくなく、血液検査をすると
17歳ということもあり、肝臓、腎臓も悪く
口からの菌で感染症も起こしていると言われました。
口の菌というのは歯石が原因です。
犬も歯磨きが必要だと知ったのはハウンドカムに入社してからで
マロンはケアをしたことがなく、私が歯石を摂ってあげられないくらい
歯周病が進んでいました。
ご飯を食べなくなった原因に歯周病で口が痛いというのもあったと思います。
足も弱くなり、寝たきりになってしまいました。
ご飯もドロドロのものを注射器であげたり、
点滴に通ったりとマロンにつきっきりの生活でした。
時々痙攣をおこすようになり、もうあまり長くないかもしれないといわれ、
1日入院したこともありました。
病院で1日点滴をして様子を見て、もしかすると回復する可能性があるかもしれないので
2日入院するか1日で退院するかということを考える入院でした。
次の日様子を見に行くと、グッタリしていたマロンが
私たちの顔を見ると起き上がり、側に来ようとしてくれました。
先生はびっくりして、回復の可能性も見られるかもしれないとおっしゃいましたが、
1日でも多くマロンの側にいたかったので一緒に帰えることにしました。
たまに動こうとするしぐさを見せるので、支えながら立たせると
ふらうらしながらもしっぽを振って歩いていたのがすごくうれしくて印象に残っています。
退院してからも毎日点滴に通ったりしていました。
ある日痙攣がひどく、止まらない日があり、すぐに病院に行き泊めてもらいましたが、家に帰り時間が経つとまた痙攣が始まってしまいました。
その夜マロンは父の部屋で寝ることになりました。
朝方マロンの様子が急変したので起こされ
家族に見守られながら息を引き取りました。
いまだに癖で家の中でマロンを探してしまうことがあります。
犬はしゃべることが出来ないので
毎日病院に通ったり、入院したり、目の手術ををしたことは
どう思っていたのか?
持った早く私に犬の知識、歯の知識があれば大好きなごはんも食べれたかな?
もう少し長生きできたかなと思うことはたくさんあります。
でもそれ以上に楽しい時間、癒しの時間、幸せな時間のほうがたくさんあるので、
そんな時間をくれたマロンに感謝しています。
マロンに出会っていなかったらトリマーにはなっていなかったと思います。
まだまだ勉強中な私ですが、トリミング、デンタルケア、食事など
様々な面かっらわんちゃんの健康状態をサポートして
長生きできるようお手伝いが出来ればとマロンのおかげでより強く思うことができました。
世界一可愛くて大好きな愛犬です。
マロンありがとう!