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2024.11.20読み物

【獣医師が解説】ペットの栄養編：テーマ「ブレインフード（1）卵黄」

肺は呼吸、胃腸は消化・吸収、腎臓は尿生成というように体の臓器はそれぞれ大切な仕事を担当しています。どれも加齢に伴いその機能は少しずつ低下してゆきますが、その中でも老化による影響が心配な臓器が脳です。

2024.11.1イベント

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腎臓に優しいなめらかごはんをご購入で11月限定今だけ毎日スープ鶏ガラ１パテおまけ付き！

2024.11.1読み物

【獣医師が解説】ペットの栄養編：テーマ「シカ肉フードの調理法（2）」

前回に続き、ジビエ料理や手作りフードの材料としてのシカ肉をいかに美味しく調理するかという話をします。

2024.10.22読み物

【獣医師が解説】ペットの栄養編：テーマ「シカ肉フードの調理法（1）」

野生動物を保護する結果、逆に増え過ぎてしまったシカをペットフード原料に活用する取り組みが進んでいます。

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我が家の愛犬　犬種別カテゴリー

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愛犬を太らせたい・栄養を摂らせたい

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生肉・手作り食から探す

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ミルクリプレイサー(栄養補強ミルク) 140g

¥1,540(税込)

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離乳食（高栄養食）インファント　140g

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痩せの基準

理想の体型

●過剰な脂肪の沈着なしに、肋骨が触れる。
●上から見て肋骨の後ろに腰のくびれが見られる。
●横から見て腹部の吊り上がりが見られる。

痩せ

●肋骨、腰椎、骨盤の骨がはっきりと浮き出て見える。
●脂肪が有るのか無いのか付き具合がわからない。
●腰のくびれや腹部の凹み具合がくっきりとわかる。

痩せの主な原因

太る体質の犬、痩せる体質の犬もいますから、機嫌がよくて食欲もあって毛艶もよくつぶらな瞳がいきいきしているのなら、飼い主さんの取り越し苦労かもしれません。

食べている以上にカロリーを消費している

ちゃんと必要カロリー分食べているが、食べている以上に体を動かすなどで消費し、痩せている場合。
食べてくれるなら量を増やしましょう。スポーツ選手がたくさん食べるように食事も多くしてあげる必要があります。
ドライフードでもいいですが、ドライフードより消化吸収に優れ、新鮮な脂肪が摂れる生肉や生食（ローフード）がおすすめ。ウェットフードも水分が摂れる事と、ドライフードより消化に優れるためおすすめです。

また、運動以外の要因でも体重が落ちてくるケースはあります。
例えば冬の寒い時期、外飼いをしている愛犬は食べる量が足りないとどんどん痩せてきてしまいます。
これは寒いとエネルギー消費が増えるためです。
【生肉のあげ方】
生食はペット用に販売されている生肉か、ローフード（生のドッグフード）がおすすめです。犬は生肉を消化するのが得意な体を持っていて、生のドッグフードなども販売されています。初めて生食をあげる場合は、食べなれないものを食べるとお腹が緩くなることがありますので、ごく少量生をトッピングしてあげるか、軽く加熱したものを少しトッピングしてあげます。お腹の様子を確認しながら徐々に量を増やしていくとスムーズに導入しやすくなります。
生肉は食いつきも良く、消化時間もドライフードの約半分から1/3程度で済むため、体にも優しい食事です。

食べる量が極端に少ない

愛犬によって適正な給与量は異なりますが、極端に少ない、足りていないという場合。
食べる量が少ない子の場合、少量で栄養が摂れる液状の高栄養食を勧められる場合がありますが、常用すると食べる能力・消化吸収能力を低下させてしまったり、高栄養食による食後の急激な血糖値の上昇による弊害（膵臓の負担となります）が出てきてしまう場合があります。
また食べ物に対する欲も、ほとんど食べなくてもお腹がすかなくなるため低下しやすくなり、悪循環となりがちです。
なるべく自然な食べ物（無添加のドッグフードや手作り食など）で、かつ消化に良いものを食べるのがおすすめです。「食べる」という行為自体が消化機能や吸収機能を維持する為に大切な役割を持っています。安易に流動食のような高栄養食に頼りきらず、きちんと「食べる」事を通して健康的な生活を維持してあげましょう。

小食でも元気な場合はさほど心配はないが、ヤギミルクなども手軽においしく栄養と、かつ水分もとれるというメリットがある為おすすめです。

食べているものがあっていない

消化に悪いものを食べている。消化不良を起こしている。下痢や嘔吐が多いなど。

栄養の吸収が苦手

体のつくりや疾患により栄養の吸収が苦手な場合もあります。
例えば小腸の粘膜に異常があると吸収不良が起こります。また、消化液が十分分泌されず、栄養が上手く吸収できなくなっている場合も太りにくくなります。消化は胃、十二指腸、膵臓、肝臓、胆道（胆のう、胆管）、小腸などの臓器に異常があった場合も消化・吸収が十分行われません。（炎症性腸疾患や慢性膵炎など）
また高齢になった事により消化器の能力が低下し栄養吸収能力が低下している場合もあります。

これらの場合も、液体の高栄養食に頼るよりは、無理をしない範囲で「食べる」事が大切です。

食に欲がない

「食に欲がない」というのは、神経質な子や落ち着きのない子にもわりと多く見られます。食べる事に気持ちが集中できず、気が散ってしまうことで食いつきが悪くなっていることがあります。
食事中の周りの環境も含めてよく観察し、気が散らないよう、落ち着いて食べられるよう工夫できる部分があればしてあげてみるのも良いと思います。
食べないからと、食べてくれるものを探してあげてしまうと「食べなければ美味しいものが後から出て来る」と愛犬は学習してしまい、わざと食べなくなってしまうこともあります。