動物の体の中で行われている生命活動のすべてに酵素は携わっています。
食べ物の消化、吸収、不要物の排出、エネルギーの生産、組織(細胞)の修復など、生きて行くためには欠かすことができない大切なものです。その内で食べ物の消化吸収に携わっている消化酵素についてお話を進めます。
まず、消化酵素がしっかり働けるには無くてはならない物があります。
それは、ビタミン(特にB群)、ミネラル等の補酵素です。
例えば、栄養豊富な(タンパク質・脂質・炭水化物のバランスがとれている)食べ物を食べても、消化酵素と補酵素のどちらか一方でも不足すれば全く消化吸収が進まず、なんの栄養も体は利用できないという事になります。
消化ができない食べ物はそのまま排出されるだけです。