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犬 ホリスティック健康情報・唾液量と免疫力

川瀬 隆庸の健康通信・唾液量と免疫力についてご紹介。

vol.7 唾液量と免疫力

犬の免疫力の強さは唾液の分泌量と比例していると言えます。


元気な子犬期〜成犬期は唾液をたくさん出しています。それに反して病気の犬は唾液の分泌量が減るためよく喉が渇き水をよく飲むようになります。

老犬にさしかかり、ドッグフードを喉に詰めやすくなったり、食事の途中で水を飲む場合は唾液の量が減って免疫力が低下しているサインにもなります。

犬がストレス状態にある時(緊張している時)は口をしっかり閉じていて唾液の分泌量も少なくなっています。


成食事面でも同様で食後に喉が渇きやすい食べ物は内臓にストレスをかけ、
免疫力を低下させていると判断できます。

たとえば、精製された塩に化学調味料で濃く味付けされたドッグフードやおやつは食後ものすごく水を飲みます。また、酸化した油が含まれている食べ物は喉が渇き、胸やけや胃もたれを起こします。さらに、ステロイドや抗がん剤のような薬を飲んだあとも喉が渇きやすくなります。


ところが、新鮮でおいしい香りのするドッグフード等はにおいをかいだだけで唾液が出て免疫力が上がり、ストレスも解消してくれます。自然塩や素材が良い食材は口に含むと唾液がタップリと出ます。これは体が喜んでいると判断することができます。


犬は唾液中にアミラーゼ(でんぷんの消化酵素)を含んでいないので噛む必要がなし、食べ物を引きちぎって飲み込むだけと言われていますが、野生の犬(オオカミ等)は骨を噛んで砕き、皮を引きちぎって獲物を食べています。そうすることで唾液の分泌量を増やすことができています。


実際、唾液中には12種類のホルモンと20種類の酵素があることが解っています。まだ未知なる成分も含まれていると考えられています。唾液が多いと胃腸の調子が良くなります。


唾液中には発ガン性のある物質をわずか30秒でやっつけるペルオキシターゼという酵素や、皮膚や胃腸の表面の再生を促し、傷を修復する上皮細胞増殖因子(ホルモン)、脳の若返りを促すホルモン等があることが知られています。

また、ボケ防止や血管や脳の詰まりを洗い流すパチロンというホルモン、内蔵脂肪を燃焼させるホルモン等も含まれ、よく噛むほど若さと健康にはいいといえます。


あまり噛まずに食べている子や、柔らかいものばかり選んで食べている子達は
ぜひ生骨や手羽先、またはデンタル用のおもちゃ等を時々与えてあげて下さい!

愛犬の健康情報、「唾液量と免疫力」についてご紹介しております。

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