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川瀬 隆庸の健康通信・哺乳動物の大きさと地域の関係についてご紹介。
人も犬も猫も、地球上で生きている4000種を超える哺乳動物の仲間です。 それぞれの哺乳動物はその腫瘍が生活している地域によってその大きさが違います。 それに関係しているのが緯度です。 北半球に住む哺乳類は、緯度が高い(北寄り)方が体が大きくなります。 たとえば、犬でもハスキーやアラスカンマラミュート、ゴールデンと、大型種の産地は緯度の高い地方に多いです。 熊で例えても、本州の熊(月の輪熊)より、北海道のヒグマや北極の白熊は大型です。 クジラも日本近海のザトウクジラより北極のクジラは大型で、30mを超えるクジラに成長します。 人間も日本を含むアジア人種よりドイツやフランス人ははるかに大きいです。 さらに高緯度のスウェーデン、ノルウェー、フィンランド等の北欧人はもっと大きいです。 これは言い換えれば寒さが厳しくなればなるほど体が大きく なっていくのです。 理由は簡単です。 寒い地域で生活する動物は暖かい地域で住む動物より皮下脂肪をより多く貯える必要があるからです。 また、体表面積も大きくなると寒さがゆるぎやすくなるからです。 体の大小は、遺伝はもちろんありますが日常の食べ物によって 決まってきます。 脂肪を多くとると体は大きくなります。 寒冷地に住む動物ほど脂肪を多くとるようになり、体は大きくなっていったのです。 その地域で生活する動物は、そこでとれる食べ物を食べて生活するのが当たり前なのですが、人間が食べ物を与えている動物(人間も含む)だけがその限りではないのです。 この本来からすると不自然な栄養のバランスをドイツが中心になってまとめたものが現代栄養学です。 犬本来の食の根幹である生肉や生骨をドッグフードやジャーキーに変えて犬の体に皆がなじむはずもありません。 食べ過ぎと運動不足に加え、加工した食品の氾濫で犬や猫の健康は害され、肥満化しました。 しかも、内蔵や消化能力はこれらの食の変化に十分順応する事ができず、様々な疾患が多く発生してきました。 肥満化と運動不足に歯止めをかけることが犬や猫たちの健康を守るための最大の要因であり、本来のホリスティック的な健康のあり方であると理解して頂きたいと願っております。
愛犬の健康情報、「哺乳動物の大きさと地域の関係」についてご紹介しております。