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犬 ホリスティック健康情報・梅雨〜夏の健康管理

川瀬 隆庸の健康通信・梅雨〜夏の健康管理についてご紹介。

vol.22 梅雨〜夏の健康管理

梅雨に入り犬達にとっては最も苦手な時期がやってきます。

梅雨明けと同時に本格的な夏の暑さです。
犬達の苦痛を少しでも和らげるヒントになれば嬉しく思います。


【食事】

カビや腐敗が起きやすい時期なので十分気をつけて、開封したドッグフードはしっかりと密閉して(タッパーやチャック付き袋がベスト)冷暗所(冷蔵庫がベスト)で保存しましょう!

自然食フードほど気を配る必要があります。

開封後、そのままで腐らずカビが生えないフードは、有害な酸化防止剤や保存料が多量に使われている可能性が高いです。

気温の上昇とともに食欲が落ちるワンちゃんもいます。
こんな時は消化機能が低下しているので、食べないからといっておいしい物を無理に与えるのは良くありません。

犬は暑さに対処するため食事を多くとらず、エネルギー源としては身体に蓄えている脂肪を消費しています。

成犬であれば1食抜いても全く問題ありません。
むしろ健康のためにはオススメします。

食欲が落ちるのは自然な行動と考え、消化の良いものを涼しい時間帯に与えるようにしましょう。

食事内容は少量で栄養価が高く、バランスのとれた消化に良い食べ物を選んで与えてあげましょう。

特に水はまめに取り替え、いつでも飲めるようにしてあげましょう。


【運動】

雨が多くなり、外出や運動の機会も減りがちです。

常に外へ連れて行ってもらえるワンちゃんにとっては外へ出られないのはとても辛いものです。

小雨になった時を見計らって外へ出してあげ、運動不足にならない様、工夫してストレスも十分発散させてあげましょう。

梅雨が終わると日中はかなりの暑さが増し、日射病や熱射病にかかってしまう犬もいます。

犬は人より体高が低いので地熱も受けやすく、私達が考えているより暑さを感じています。

運動は、朝は日が昇る前の7時頃までと、夕方6時以降に行きましょう。


その際は地面を手で触って暑くないかどうかを確認しておきましょう。


【環境】

日射病、熱射病等を防ぐために、犬のいる環境はよく考慮してあげる必要があります。
短時間でも車内に取り残したり、日陰のないところにつなぎっぱなしはもってのほかです!

あまりにも暑がる時にはクーラーの効いた部屋に入れてあげるのも良いのですが、冷えすぎない様に26度〜28度に温度設定します。

冷え過ぎはかえって良くありません。

温度管理にはよく気を配ってあげましょう。

愛犬の健康情報、「梅雨〜夏の健康管理」についてご紹介しております。

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