PAGE TOP
カートを見る
川瀬 隆庸の健康通信・ずっと前足をなめていいるワンちゃんについてご紹介。
ご来店のワンちゃんを観察していると前足の毛が 赤くなっていたり、毛も抜け落ちて皮膚がただれている ワンちゃんを時々お見かけします。 原因は「食生活の乱れ」か「精神的な欲求不満」の どちらかです。 まず、食生活の間違いとは、パンや牛乳、ハム、ソーセージ、 ケーキ、アイスクリーム、そしてジャーキー等の食べ過ぎによって それらの食べ物を代謝するために体内で蓄積されているビタミン、 ミネラル、酵素等を多く使いすぎてビタミン、ミネラル不足を 引き起こして事による行動です。 ビタミン、ミネラルが不足すると汁の成分として指の間から出る ミネラル分をなめることで補おうとしているからです。 解決方法はおやつをなるべく減らしてビタミン、ミネラル、酵素が たっぷり含まれているフード(手作り食&ローフード)を与えて下さい。 次に、「精神的な欲求不満」については、まずそれぞれのワンちゃんに とって散歩やボール遊び、引っ張りっこ等で満足する時間や方法が 違うという事を知って頂くというのがとても大切です。 朝夕、1日2回、各1時間ずつ散歩すれば、皆ストレス発散ができるとは 限らないのです。 例えば、ゴールデンレトリバー等の犬種は特有のモーターパターン (犬が生まれつきもっている特徴)をもっています。 犬は自分のモーターパターンを発揮する機会がないとストレスを感じて しまいます。 こういう子達はよく飼い主の手を加えようとしています。 狩りの獲物を回収するために改良されたゴールデンレトリバーは、 物を探してくわえるという行動が他の犬種より強化されているからです。 しかし、なかなか本物の狩りに連れて行く機会もないので「ボール遊び」 等で代用します。 いつもの散歩に加え、ボール遊びの時間を15分ほど加えてあげるだけで 本能が満たされ飼い主との絆も深まり、精神的にたいへん落ち着きが出て 足先をなめる機会も減っていき、1ヶ月もすると前足をなめることも なくなっていきます。 一概にストレスといっても犬種や性格によってずいぶん違いがありますので 愛犬をよく観察して対応してあげて下さい。
愛犬の健康情報、「ずっと前足をなめていいるワンちゃん」についてご紹介しております。