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トレーナー岡田弥生先生のトレーニング通信・体を触られることの慣らし方についてご紹介。
体を触られること、ブラッシング、歯みがきに慣らそう 飼い主さんが体の隅々まで触ることができるようなっておくと、病気の早期発見やノミ・ダニ、湿疹のチェックもしやすくなります。 病気になってしまった時、自宅でケアが必要になった時に困らないように子犬の時から練習していきましょう。 体の様々なところを触る まず飼い主さんが落ち着ける状態で穏やかに犬に話しかけてやさしく触りながら犬を落ち着かせます。 [注意点] 飼い主さんが落ち着いていないと犬も静かにしませんし、落ち着いてない時に無理やり押さえつけると飼い主さんに触られることが嫌なことになってしまうので気をつけてください。 犬が落ち着いたら・・・各部チェックしていきましょう!! 1.目(目やにの有無、結膜が赤くなっていないかなどチェック) 2.耳(耳の中の皮膚の状態、耳あかの有無、においをチェック) 3.鼻(乾燥していたり、鼻水が出ていないかチェック) 4.唇、歯(傷がないか、歯石がついていないかチェック) 5.脚(爪が伸びすぎていないか、パッドに傷がないかチェック) 6.おしり(肛門部分が汚れたり赤くなったりしていないか、湿疹もチェック) 7.全体(最後に被毛に毛玉ができていたり、皮膚に傷やできものがないか、 さらにノミ・ダニがついていないかチェック)
ブラッシング ブラッシングは皮膚や被毛の健康を保ち、抜け毛を防ぐためや、皮膚の異常やノミ・ダニ発見のよい機会になります。 [注意点] ブラッシングをしているときれいにしたい気持ちで一生懸命になりすぎるというのがあります。 毛を減らそうと長時間強くブラッシングしたり、毛玉を無理に引っ張るというような手荒な扱いをすると犬はブラッシングが嫌いになります。 ブラシを持つと逃げて暴れて家ではブラッシングができない子にならないよう、痛くしないで気持ちよくしてあげてください。
足拭き 犬を室内で飼われている手入れで一番多くするのが散歩から帰ってきた時の足拭きになると思います。 毎日暴れて困ってしまわないように練習していきましょう。 [注意点] 飼い主さんと犬との足拭き用タオルの引っ張り合いゲームになってしまう場合は、玄関にタオルと一緒にガムやおやつなど、犬が夢中になるものをくわえさせておいて練習して下さい。 慣れてきたら拭き終わってからあげるようにし、最終的にごほうびはたまにあげるだけにしていきましょう。 歯みがき 最初から全ての歯を磨くのではなく、歯ブラシを口に入れて大人しくできたらご褒美をあげるところから始めて、ほんの一瞬歯ブラシを動かしてごほうびをあげ、少しづつ時間をのばしていってください。 体を触る練習を含め、足拭き、ブラッシング、歯磨きの練習はすべてを一回に練習する必要はありません。 特に子犬のうちは足拭きの場合でも足を持たれたり、拭かれたりするのを嫌がり暴れたりするのが普通です。 どの練習でも最初は短時間でもじっとしていたら褒めてごほうびをあげます。犬が暴れる場合は最初からごほうびを手に握り、口元に保持して少しでも大人しくしていられたらあげるようしましょう。 暴れだしてからごほうびを出すと、暴れたらごほうびを貰えると思うので注意です。 お手入れの時間が犬にとって不快でなく気持よく受け入れてくれるように練習していきましょう。
愛犬のトレーニング情報、「体を触られることの慣らし方」についてご紹介しております。