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トレーナー岡田弥生先生のトレーニング通信・アイコンタイクト・おいで編1についてご紹介。
犬を飼う前に思い描いた犬との生活と、 飼ってみて現実とのギャップに驚かれる方も多いと思います。 困っている行動を「こんな風になってほしい」という行動へ 前回お話した学習方法を使って犬に教えていきましょう。
問題行動のほとんどは嫌なことがなくなっているから
前回お話した犬の学習方法から犬にとって良いことが起きると その行動をもっとしたいと思います。 名前を呼ばれたら喜んで飼い主さんの元へ来てくれることを 犬がもっとしたいと思ってくれるように練習していきましょう。
犬にとって良いことを考えよう!!
<犬がうれしい気持ちになる物=ごほうびについて> ・ご褒美の種類 1.おやつ(フード) 一般的にトレーニングの時のごほうびとして使われます。 一口ですぐに食べてなくなるので使いやすく、食事の調節だけで 管理が簡単です。 2.おもちゃ(遊び) おもちゃだけを与えないように飼い主さんとの遊びを ごほうびにしましょう。 飽きさせないように犬が一番楽しい頂点でやめておもちゃを 取り上げましょう。 3.飼い主さん自身 飼い主さんから声をかけてもらったり、撫でてもらうのは 犬にとってとても嬉しいことです。 飼い主さんが望んだ行動をしてくれた時は笑顔で優しく 声をかけ撫でてあげましょう。 [ごほうびの注意点] ・ただおやつやおもちゃだけをあげてしまうと、おやつがないと 言うことを聞かなくなってしまいます。 ・ごほうびをあげるときにはほめ言葉(いい子、グッド、おりこうなど)を 必ず言ってごほうびをあげて下さい。
アイコンタクト
トレーニングの中で基本になりますが、一番重要で大切なのはアイコンタクトです。 名前を呼ばれたら喜んで飼い主さんの顔を見上げることは 犬との良い関係作りの第一歩です。 1.ごほうびで誘導してアイコンタクトの形を教える [手におやつを持っていることを犬に確認させる]⇒ (名前を呼びながらおやつを持っている手を飼い主さんのあごの下に持っていく) ⇒[顔を見上げる]⇒[褒め言葉、ごほうび] 2.1ができるようになったらおやつなしの手で誘導する [名前を呼ぶ]⇒[誘導の手をあごの下に]⇒[顔を見上げる]⇒[ほめ言葉・ごほうび] 3.名前(号令)を呼んだだけでアイコンタクトするようになります。 [名前を呼ぶ]⇒[顔を見上げる]⇒[褒め言葉・ごほうび]
オイデ
オイデの練習は最初から長い距離を離れて練習するイメージの 方もおられますが、最初は鼻先に手が届く位置からやります。 オイデは名前を呼んでから呼び寄せるのでアイコンタクトの延長 だと思って下さい。 1.ごほうびの誘導で形を教える [名前]⇒[顔を見上げる]⇒(ごほうびを鼻先で誘導しながら後ろに下がる) ⇒[飼い主さんに密着する位置に動く]⇒[ほめ言葉・ごほうび] 2.1ができるようになったらおやつなしの手で誘導する [名前]⇒[顔を見上げる]⇒(おやつなしの手で誘導しながら後ろに下がる) ⇒[飼い主さんに密着する位置に動く]⇒[ほめ言葉・ごほうび] 3.オイデの号令をつける [名前]⇒[顔を見上げる]⇒(下がりながら「おいで」) ⇒[飼い主さんに密着する位置に動く]⇒[ほめ言葉・ごほうび] 最初からたくさん犬のいる中でアイコンタクトや、 離れすぎてのオイデの練習は失敗を重ねる原因に なりますので、お家の中から少しづつステップアップして下さい。 次はスワレとフセのトレーニングについてお話致します。
愛犬のトレーニング情報、「アイコンタイクト・おいで編1」についてご紹介しております。