犬の血液型は13種類以上あると言われています。
血液の成分である赤血球、白血球、血小板に
それぞれ血液型がありますが、基準は赤血球で
決められています。
赤血球の表面には「抗原」という物質がくっついています。
抗原とは体の中に入ると免疫反応を引き起こす物質です。
人間は自分の持っていない抗原が体内に侵入してくると
その抗原と結合する「自然抗体」という物質を持っています。
そのため、血液型の違う血液と混ぜると固まってしまいます。
しかし、犬の場合「自然抗体」をもっていないので
1度目の輸血は違う血液型であってもOKです。
2度目以降は抗体ができて血液が固まってしまう可能性が
高くなります。
その他、猫は3種類、サルは人間と同じ
A、B、O、AB型があります。
馬や牛、豚等、ほとんどの動物に血液型はあります。